無欲、それは苦しい

26歳OL一人暮らし

おじさんFacebookから考える、未来のインターネット

最近、「祖父が亡くなりました」という投稿をFacebookで拝見し、お悔やみ申し上げながらコメント欄を見ましたら「お悔やみ申し上げます( ; _ ; )」と投稿がありました。

 

これを見て私は、お葬式でお焼香の香をペロペロしちゃうくらいヤバい投稿だなと感じました。こんなヤバい投稿を、おじさんやおばさんがするわけない、と思いスルーしようとした瞬間、Facebookには若者は存在していないことを思い出しました。まさかな、と思いヤバいコメントを書かれた方のアイコンをクリックし、プロフィールを確認したところ、おじさんでした。

 

おじさんでした。

 

 

もし私が同様のコメントを受けたらば「あ、こいつ死者全く悼んでいないな?」と思うでしょう。おじさんはきっと本気でお悔やみ申し上げたかったのだと思いますが、「ガチでコメントしてしまうと気持ち悪くなっちゃうカナ…。よ〜し顔文字つけちゃお!」という感じの不適切な気遣いをしたことにより、結果、人の気持ちを傷つけかねないコメントとなったのではないでしょうか。

 

インターネットのコミュニティは、ユーザーが老いていきダサくなると急速に失速します。日本ではFacebookを利用する若者が減っているそうで、おそらくmixiのように衰退していくでしょう。

 

私も順調に老化していっているのでわかるのですが、今の高校生や大学生が楽しむインターネットの空気感なんて全く理解できません。おじさんが「こういうコメントすると気持ち悪いんだな」というのが理解できないように、私も若者のインターネットなんて理解できません。理解しあおうよ!という風潮が強い昨今ですが、インターネットで相互理解にかけるコストを誰が負担するのでしょうか。怠惰を好む私たちが相互理解のために労力をかけるとは思えません。そのため両者が心地よいインターネットを楽しむには、両者住み分けを行えばいいのです。おじさんはFacebookで女子大生はInstagramのように。

 

春になると、クマが人里に降りてきて農作物を食い荒らした、だの、クマが人を攻撃してしまった等のニュースを見ます。生きる場所を分けて、お互いの暮らしを楽しんでいたところに、突然どちらかが入り込んでしまうと、このような事故がおきます。私が見た顔文字おじさんもきっと、さすらいのクマだったのでしょう。

 

 

クマとはなんだ!コミュニティが劣化していくとはなんだ!と怒る方もいるでしょうが、過去、おじさんのインターネットがここまで浸透しておらず、若者に焦点が当てられたコミュニティ イズ最高という思考が現在まで続いています。この考えを打破するには今後、よく課金し、よく投稿するあなたがたにとって心地よいSNSを形成していってください。そのサービスが長生きしていくことで、新たな住み分けができるようになり、老若男女全員インターネットだいすきっこになる日が来るでしょう。