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無欲、それは苦しい

26歳OL一人暮らし

「バチェラー・ジャパン」で見る、破滅的な恋心と選ばれない女たち

最近、「バチェラー・ジャパン」っていうリアリティ番組を見たんです。

mdpr.jp

 

(※公式サイトが見つけられなかったので、一番公式サイトっぽいモデルプレスの記事URLを紹介しております。)

 

バチェラー・ジャパンとは?

25人の女性が1人の男性を巡って競い合うという内容で、毎週2名の女性が脱落していきます。元々はアメリカ発のリアリティ番組だそうで、肉と肉の間にチーズ挟んでハンバーガーという国は流石違うな、と思います。

 

番組に出れるくらい整った女たちを25人も集めて、そこから1人を選び、彼女にするって相当リッチな体験ですよね。どんなイケメンが選ぶんや、と思って男を見ると確かにイケメンです。

【バチェラー徹底解説!これを読めば分かる】男1人vs美女25人のリアリティ番組<内容・ルール・久保裕丈・参加美女> - モデルプレス

 

東京大学大学院を卒業し、自身で会社を立ち上げて売却、今は次の冒険を、そして理想の女性を追い求めているセレブな独身男性。 

「ぼくが考えたさいきょうの独身男性」という感じがすごい。多分競馬もパチスロもしないでしょうし、ポテチ食べた手でキーボードも叩かないでしょう。

 

一方、女たちはなかなか欲を全面に出した婚活猛者が多く、見ていて「しんどい」と思うことが多々あります。女の打算、悪口、僻みを見せつけられます。なんでそんなの見てるの? と思うでしょうが、これは女が消費されていく様と、滅びゆく女たちを愛でる番組なのです。

 

毎週捨てられていく2人の女

前述の通り、「バチェラー・ジャパン」では毎週2人の女性が脱落していきます。

序盤で脱落ならば「話が合わなかったのかな」くらいの軽いダメージで終われるかと思いますが、この番組のしんどいところは、何回もデートを重ねて甘い言葉を吐かれながらも脱落するところです。

 

「先週、二人でデート行ってましたやん!」という人も容赦なく脱落していく様を見ると、本カノに上がれない女はただ消費されている、ということがよく理解できます。

 

どれだけ恋心を募らせても、彼のなかでは25人のなかから比較をしているのです。

女の視点では1対1ですが、男からすれば1対25なわけで、彼の立場や嗜好を含めて暴力的に選ばれているし、捨てられている。最高にえげつないことをやってのけているのです。

 

それって案外身近でも起きていることですよね。本カノに上がれないことは、いつか捨てられる未来に向けて自身を消費しているのです。24名の脱落は、現在いびつな幸せに微睡んでいる女の危機感を煽ります。

 

イカれたイケメンと破滅的な女たち

毎週2名の女性を脱落させておきながら「ぼくにも辛い経験だけど、みんなで頑張っていこう」と言ってのけるんですよ。これ毎週の恒例なんですけど、男性のメンタリティすごくないですか? イカレてますよね? こんなイカレたやつを誰が好きになるのか、と思って番組を見ていると、残された女たちは週を追うごとに男性に恋していくんです。

 

かわいい綺麗な女たちがイカれたイケメンに純粋に恋していく様を見ると、なんて恋は破滅的なのだろうと思うのです。「イケメンだから」許されるのではなくて、「好きになってしまったのだから」許されている。きっと賢い女たちは、恋心の裏側で「こいつイケメンだけど頭おかしいよな?」と思いながら、好かれたい一心でその疑念を頭から消しているのでしょう。はぁ? 一途で超かわいいんですけど? そしたら毎週見ちゃうじゃないですか、やだーーー!!!!!!

 

そうなんです。恋してる女の子にいつか視聴者も魅了された結果、毎週見ちゃうのです。恋って本当に破滅的で、魅惑的。来る春に向けて恋したい方はこの土日に見てはいかがでしょうか。