読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

無欲、それは苦しい

26歳OL一人暮らし

仕事変えて気づいたやばいことたち

人の靴先舐める仕事とよく書いていたんですが、前職ではインターネット関連の会社に所属しておりました。

 

大体の連絡はチャットでした。MTGの際にはDocsに作った資料をモニターに繋げて発表という感じで、資料はチャットにポイってしておくとPCでぽちぽち見てもらえました。

現在は転職してインターネット界を離れて、人の頭の上を見た後に靴の先をじっと見つめて時間が過ぎ去るまで素数を数える仕事をしているんですけど、インターネット界の違いを痛感する毎日です。

 

ホッチキスの針の入れ替えができない

インターネットの会社入ってからホッチキスを使ったことがなかったんですよ。資料は大体データなので紙をまとめる必要なんてなかったんです。

これまでの人生でもホッチキスって使ったことほぼ無くて、針を入れ替えるほど使ったことってないんですよ。そしたら普通の会社って紙資料でMTGされるんですってね。いやぁ〜言えないですよね、26歳で初めてホッチキスの針変えたって。まぁ、針変える時にホッチキスのどこ開けたらいいのか分からなくて、変な開け方してたらバレたんですけどね。はっはっは! エコの精神どこいったんや、エコエコアザラクしてもうたんか? 

 

カラーで印刷する時は精神を削ってしまう

誤ってカラーで印刷したら怒られるようです。

一般社会では印刷する機会が多いためか、印刷一つとってもコストが馬鹿にならないんですってね。入ってすぐの時に印刷ミスってカラーで出したところ、優しく確実に締め上げられました。以後、カラーでかなりの枚数を印刷しなくてはいけない際には、緊張で体が痙攣し、ブルブルと小刻みに震える闇の右手を押さえつけなくてはいけなくなり、私はこれを「カラー印刷恐怖症」と呼んでいます。

 

社内チャットでは雑談しないので、コミュニケーションがわからない

インターネットにズブズブに浸かりきると、社内のチャットで大量のコミュニティを生み出し、業務系のチャンネルでもそれ以外のチャンネルでも話しまくることで各人のキャラクターを知れました。

世の中の一般的な会社では恐らく、「ヒューッ!」というノリでチャットをしないらしく、淡々とした業務連絡が流れてきます。現実世界では勿論、寸暇を惜しんで労働しているので業務外の話をしません。最初にチャットでどこまで冗談が言えるのか試して…ということが出来ないのですが、皆さんどうやって解決してるんです? たばこ? 酒? 女?

 

新聞の読み方わかんない

ニュースなんてインターネッツで調べたら良いと思っていたのですが、そうもいきません。新聞を読んで世の中を広く知らねば、会うたびに会話の導入で天気の話しかしないお天気おばさんになってしまいます。そこで、就職活動の時も死ぬ気で避けていた新聞を初めて読むようになりました。

一線の間仕切りで違うテーマが隣接しているレイアウトには度々発狂しそうになりましたが、一ヶ月毎日読んでたらなんとか読めるようになってきました。毎日あの紙を埋めるニュースが生まれ、明日には消える諸行無常を感じながら黙々と読み、一日一日の老いを感じている悲しい日々です。

 

 

環境が変われば方法も変わります。方法が変わる時に初めて文化の違いを知るのでしょう。名刺交換も碌にやったことが無くて、何回か「無礼すぎて死ぬかな」と思ったんですが、なんとか毎日を過ごしています。一般社会に馴染もうとしている異星人ですが、いつか地球の水もおいしくいただけるように心を機械化していきたいです。