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無欲、それは苦しい

26歳OL一人暮らし

Googleトレンドで見るユーリ!!! on ICEの影響力

みなさんご存知ですか? 昨年、アニメ界に彗星のごとく現れ、いまだ多くの女性の心を掴んで離さない「ユーリ!!! on ICE」というアニメがあることを。

 

yurionice.com

 

自称どこにでもいる日本人アイススケーター「勝生勇利」が、小学生のころから尊敬しているフィギュアスケート選手の「ヴィクトル・ニキフォロフ」と共にグランプリシーズンで金メダルを獲るべく奮闘するアイススケート青春アニメです。

 

一話目から美しいロシア人の尻が見られたり、主人公がエロスの表現を追求した結果「カツ丼になる」という意思表示をしたりと、普通のスポーツ青春アニメとは異なった内容になっていました。

 

内容の素晴らしさやアニメの美しさ、ディーンフジオカが主題歌作詞作曲&歌ってて最高、DVD初動5万超えた、など様々な感想・考察はすでにまとめられていると思います。今回はGoogleトレンドからわかる範囲で「ユーリ!!! on ICE」がもたらした影響力を見ていきたいと思います。

 

ピロシキ」で見てみた

 ピロシキはロシアでよく食べられる惣菜パンです。

作中では主人公のライバル「ユーリ・プリセツキー」が祖父手作りのピロシキが一番美味しいと語るハートワーミングなエピソードがあります。それはさておき、「ユーリ!!! on ICE」の放映後「ピロシキ」の検索ボリュームは変動しているのでしょうか。

 

右肩上がりに検索ボリュームは増えているようです。過去12ヶ月に幅を狭めてみると昨年の11月27日に急上昇しています。

また、関連キーワード部分では「カツ丼 ピロシキ」というワードが挙がっておりました。こちらは作中登場する食べ物であり、「ユーリ!!! on ICE」の影響力を窺い知れました。

 

作中登場するロシア語で見てみた

主人公のコーチとライバルがロシア人であるため、ロシア語がちょこちょこ使われます。「ユーリ!!! on ICE」のおかげでアイススケートのルールや各大会の意味を学べ、更にはロシア語も学べるなんて最高なんじゃないですかね。

 

 フクースナー(おいしいです)の場合

昨年の10月16日からグッと検索ボリュームが増えています。10月16日以前はそもそも検索されていない状況であったようですね。

 

バイ(がんばれ)の場合

 

こちらは12月11日から増えてきています。「ダバイ」は選手がお互いを健闘し合う場面で使われ、アニメ後半の中国大会、ロシア大会、グランプリファイナル部分で頻繁に登場します。そのため、作中前半から使われている「フクースナー」よりも後に検索ボリュームが増えているのでしょうね。おそらくリアルタイム勢が「ダバイってなんだ?"がばい"しか知らんぞ」と疑問に思い、検索したと考えられます。

 

 ダスビターニャ(さようなら)の場合

「ダスビターニャ」は本編のかなり前半で使われているロシア語です。ヒアリングが難しく、聞き馴染みが無いため視聴者には厳しい単語でしたが、そのハードさが視聴者の知識欲に熱をつけたのでしょう。どうして第二外国語をロシア語にしなかったんだ…と嘆く女たちの顔が目に浮かびます。

 

三つまとめて見た場合

意外にも「ダバイ」が一番検索されていることがわかりました。

「フクースナ」と「ダスビターニャ」は雰囲気的に意味がわかる使われ方をされていたので、調べずとも理解する人も多かったのではないでしょうか。一方「ダバイ」は後半になればなるほど頻出単語になりますが、文脈的に意味を把握しにくい使われ方をされているので「なに言ってるかわからん!気になる!!!」と知識欲くすぐられて検索されたと考えています。

 

 

Googleトレンドで見ていくと、以前まで特に検索されていなかったロシア語が検索されるようになったことが分かりました。

人は疑問を抱き、好奇心や知識欲に突き動かされて検索します。その数が小規模ならばそこまでですが、こう見ると多くの人がアニメをきっかけにですが、未知に触れられたのではないでしょうか。未知に触れた部分で言えば、私はこのアニメを見て、ロシアでは右手の薬指に結婚指輪をすることを知りました。